塾を開業する前、いろいろな学習塾のホームページを読んでいました。
「公立高校合格率100%!」と書いている塾を見ると
「この塾すごい。100%?すごすぎる!修行にでも行こうかな」と思っていました。
あれから約10年。
学習塾をやってきて思ったことがあります。
それは、100%がすごいわけではないということです。
かめ塾でも、公立高校合格率100%の年がありますし、合格率が悪かった年もあります。
はっきり言いますと、合格率が悪い年の方が、生徒は勉強していますし、生徒の成績は上がっています。
過去最低の合格率だった年、かめ塾の診断テストの塾内平均点は過去最高でした。
では、なぜそのようなことが起こるのか?
それは、彼らは挑戦したからです。
元々、診断テストが100点だった生徒。
でも、頑張った結果150点まで上がる。
せっかく頑張ってきたのだから、難易度の高い高校に挑戦したい、そう思うのは当然のことです。
挑戦にはリスクが伴います。
一方、成績が良くない場合は、どうやったら公立高校に合格できるかを考えます。
倍率が1.0倍をきる高校もあります。
そういった高校を受験する生徒が多いと、公立高校合格率が上がるということになります。
公立高校合格率、塾選びの時にあまり参考にならないように思います💦