今も心に残る高校時代の担任の先生が2人います。
1人は地理の先生、もう1人は国語の先生で、共に女性で当時30歳ぐらいです。
地理の先生は、穏やかな先生で、フレンドリー。
すごく私のことを気にかけてくれていて、私のテストの点数が上がるとすごく喜んでくれました。
先生の地理の授業は、、、正直、私は好きではなかったです。
全ての授業の中で1番嫌いだったかもしれません。
それはそれは眠かったです。(ごめんなさい。先生💦)
でも、先生のことは大好きでした。
一方、国語の先生は、めちゃくちゃ怖い先生です。
先生に泣かされるのは当たり前。
模試の自己採点の直後には悪夢の面談があり、成績が下がっていると怒られるのです。
先生の国語の授業は、、、
こんなに楽しい授業が世の中にあるんだ!と思うぐらい好きでした。
授業というのもの印象が一気に変わりました。
めちゃくちゃわかりやすかったですし、私は先生に憧れ、「私もこの先生のようになりたい」と思っていました。
(現実は・・・私に鬼キャラはあっていないことに気付き目指すことを辞めました(笑))
この2人の担任。
私はどちらかの先生のおかげで成績を大きく上げました。
どちらの先生のおかげでしょうか?
正解は地理の先生です。
特に地理のテストは毎回クラス1位でした。
私は最終的には高校で地理も教えるまでになりました。
地理の授業は私にとって面白いものではありませんでした。
でも、自分を見ていてくれる、褒めてくれる、そんな先生の存在が自分には響きました。
その後、国語の先生が担任になりました。
しかし、点数は見事に下がりました。
自分の近くにいてくれた地理の先生が身近にいなくなってしまった・・・。
国語の先生は憧れでしたが、私にとっては遠い存在に思えました。
ちなみにですが、この国語の先生。
今は塾の先生をしています。
かなり人気のある先生で有名大学にどんどん合格者を出しています。
この先生のおかげで成績が上ったという生徒、たくさん知っています。
でも、私には地理の先生のような指導があっていたのです。
人には、いろいろなタイプがいます。
どういう先生に指導されたら伸びるのか??
褒められたら?怒られたら?無理やりにでも引っ張ってくれたら?けなされたら?話を聞いてくれたら?
それは人によって違います。
自分にあった先生との出会いは、人生を変えます。
当塾の生徒さん達が卒塾する日、「この塾で良かった」と思ってくれ、受験勉強の経験が今後の人生に活かされる、そんなことを願っています。