塾のチラシを見ると、「数学20点上がりました!」、「5教科の合計が100点上がりました!」など、点数アップ情報が書かれていることがあります。
それを見て、保護者様は「わー、素敵♡ 〇〇塾に行くと、これだけ点数が上がるんだ!」と驚愕。
でも・・・
よく考えてみてください!!
まず、そのデータ、生徒何名の塾のデータですか??
生徒が2人のみの個人塾で20点上がった生徒がいるのか、生徒数が50人の大きな塾で20点上がった生徒がいるのかによって意味合いが違います。
確率でいうと、前者は50%、後者は2%の生徒が20点上がったということになります!
また、「数学、20点上がりました」。。。という言葉。
その学年の数学の平均点は前回と今回でどのように推移していますか?
例えば、中1の学年末テストの数学!
単元は苦手な生徒が多い、図形!
平均点は46点。
学年が変わり、中2の1学期中間テスト。
得意な人が多い、計算。範囲も狭い。
平均点が70点。
平均点は24点上がっています。
しかし、、、「僕の点数は20点アップ!」
うん?20点?20点?・・・平均点が24点アップなのに??
これ、相対的にみると下がってない??
そうなんです!!
みなさん、点数に注目しがちなんですが、本当に見て欲しいのは教科ごとの順位の推移です!
そこを見れば、塾に行って成績が上がったか、下がったか・・・よくわかると思います!