学生時代の私の考え方は、以下の通りです。↓
子供の頃はわからなくても、大人になったらわかることってあるじゃないですか。
例えば、クリスマスは家に煙突がなくてもサンタさんがプレゼントをくれる理由。
(サンタさんはなんと・・・あら不思議。君の家の鍵を持っているんだよ!!)
「肩が痛い。もんで」と言う親の気持ち。
痛みとの闘いは、働く社会人の宿命なのであります。
(子供時代の行きたい場所:ゲームセンター、遊園地 大人になった今行きたい場所:マッサージ屋、温泉)
なぜ勉強するのか。
子供時代の私の答えは、行きたい学校に進学するため、就きたい職業につくためです。
その通りだと思います!!
ただ、大人になった私の出した答えは・・・
武器を得るため!です。
人生は、いろいろな武器を持っている人が強いと思っています。
その武器の質や、強さももちろん関係します。
例えば、人脈、コミュニケーション能力、足がとても速い、人を笑わせる力、それも武器です。
何でも武器にはなり得ます。
ずば抜けて足が速い人が陸上選手になったり、笑わせる能力が高い人がお笑いの世界に飛び込んだりします。
でも、足が速いだけではだめで、どうやったらさらにタイムを伸ばせるか考える力や、人に聞く力も必要ですよね。
お笑いの世界で生きていくためには、人脈を作る力も必要だと思います。
学校で習う勉強って、正直大人になって使わないじゃないですか。
リトマス試験紙なんて見たことないですし、分数の計算が出来なくても生きていけます。
ただ、勉強をする過程でいろいろな力が身につくと思っています。
読み書く力、わからない問題を質問する聞く力、調べる力、あきらめない力、考える力、嫌なことから逃げない力、説明を聞く力、自分の言葉で説明する力、自分で考えて行動する力など・・・
それに、中学時代に学んだ勉強法を資格試験の勉強に使うこともできます。
生徒を見ていると受験に立ち向かう子供達は、本当にしっかりしてくるなと思います。
うちの塾生は中学3年生の夏休みから開塾日は毎日塾に来てます。
うまくいくことばかりではありません。
ただ、自分から何をすべきか考えて動けるようになります。
今まで、言われたことしかできなかった生徒が、
「〇〇が苦手なんですけど、何をしたらいいですかね」
「〇〇の練習をしたいんですが、プリントありますか」と言ってくるようになります。
時間を無駄にしないように考えて行動できるようになります。
こういう姿を見ていると、受験って大切なんだなと思います。
美容院やテニスの練習に行くと「うちの子、受験生なのに全然勉強しない」なんて言うお母さんがいます。
うちの塾生ではありませんので、真偽はわかりません。
本当は、めちゃくちゃ勉強しているのかもしれません。
もし、勉強していないということが事実なのであれば、私はもったいないと思います。
受験という自分の力をものすごくのばせるチャンス、人生における武器を大量に手に入れるチャンスを無駄にしている・・・
たとえ合格したとしても猛勉強した場合と比べて、その子にとってプラス要素は少ないんじゃないかと思います。
「余裕で受かるじゃん!」と思ってしまうと・・・
大人になって、いざという時に頑張れない人になってしまうんじゃないのかなと。
受験生、後少し頑張るんだ!!
そして、最後まで走り抜ける、諦めない力を手に入れるんだ!