上り坂と下り坂

私が、高校で働いていた時、卒業生に送ったメッセージ(学校新聞用に書きました。)があります。

それは「人生、しんどい時は上り登り坂、楽な時は下り坂」という言葉です。

この言葉・・・

凄く考えて選びました。

ネットで検索しました。

3時間ぐらい(笑)

多くの卒業生は、学校新聞なんてちゃんと読んでないかもしれない。

配られる→ゴミ箱へポイっかもしれない。

でも、私が子供の頃、私は学校新聞の先生たちの言葉はちゃんと読みました。

影響を受けた言葉もあります。

もしかすると、私と同じように熱心に読み、何かを感じ取る子供たちがいるかもしれない。

ということで、私が高校生に伝えたい言葉を一言でまとめたのが

「人生、しんどい時は上り登り坂、楽な時は下り坂」 という言葉なのです。

人生、楽な時、楽しい時もあれば、辛い時やしんどい時もあります。

楽しいだけの人生なんて存在しないし、辛いだけの人生もないわけです。

思えば、私は長い期間教員採用試験のための勉強をしてきました。

長いといっても、大学に入学してからですので、約10年間ぐらいです。

たいして賢くなかった私は、勉強には苦戦しましたし、その何十倍も面接、模擬授業対策はきつかったです。

数年試験を受け続けると、筆記試験メインの一次試験は受かるようになりましたが、面接、模擬授業などコミュニケーションメインの2次試験には惨敗。

不合格通知が届くたびに本当に辛かったです。

でも、「登りきってやる、この山を」と思ってましたし、ずっと勉強は続けていました。最終的は、私立高校の教員に合格→塾開業の流れになったんですがね。

人生はわからないものです。

採用試験を受けていたあの頃は、登り坂だらけでした。

できないことだらけ、精神的に追いやられていました。

楽しいと感じることは・・・

スーパーでカラフルな野菜を見ること!!

カラフルな色を見ると心が落ち着くのです。

そして泣きそうになる。

やばいですね、これは精神状態。

だいぶ病んでますね。

スーパーで野菜を見て泣きそうになるお客さんなんて、1年に1人いるかいないかでしょうね。

絶滅危惧種です!!

みんな、大事に扱ってください(笑)

たまに、下り坂もあったのかもしれませんが、都合よく忘れました(-_-;)

今は、状況や気持ちの変化から塾講師をやっています。

この道に後悔はないかというと、、、ないですね!

時々、教員時代の楽しかったことを思い出しますが、塾の仕事はやりがいがめちゃくちゃあります。

やりがい=楽しさと感じてます。

自分の塾ですので、やりたいことができるのもありがたいことです。

でも、この楽しさがやっかいで、楽しさを感じたその1週間後には崖に落とされたりします。

世の中厳しい!!

どういうことか?

それは言えませんね。

企業秘密というやつです。笑

私は、教員採用試験を受け続けたあの頃の自分の勉強方法の中で、良かったこと、悪かったことは生徒に伝えています。

自分の経験が活かせる、それはありがたいことだと思いますし、辛い日々があったからこそだと思っています。

あの野菜を眺めて癒されていた日々は、今に繋がっているんだな💦

今も、壁にぶち当たることはありますが、乗り越えて、子供たちと共に成長していきたいと思います。