1年間で診断テストの点数が80点上がった生徒の話です。(Aさんとします。)
Aさんは、過去に他の塾に通っていましたが、成績が伸びず中2の時、家庭学習に切り替えました。
しかし、結果は出なかったそうです。
「これではいけない」と、中2の11月にAさん自らホームページでかめ塾を探し、「ここに行く」とお母さんに話したそうです。
ちなみにですが、今でこそかめ塾のホームページは、”学習塾 高松市”で検索するとyahoo1ページ目に来ますが、Aさんが塾を探していた時は、旧ホームページ。
”学習塾 高松市”で検索しても20ページ目ぐらいまで出てこない。
かめ塾のホームページを”かめ塾”の検索ワード以外で探し出すのは、難易度ウルトラ級。
さらに、苦労してたどり着いたホームページをクリックしても、出てくるのは文字ばかりの羅列。
私なら「読むのめんどくさいな」と5秒でページを閉じるような出来。
そんなうちの塾のホームページを、探し出し「ここに行きたい」と言ったAさん。
奇跡の出会いのようにも感じます。
ただ、診断テストは・・・一言で言いますと、公立高校で行けるところはないという点数です。
志望校は・・・公立の進学校。(Aさんは国立大学志望)
それは、それはなかなか厳しい状況でした。
まずはAさんの、意識を変えないといけないと、手紙も書きましたし厳しいことも言ってきました。(内容は割愛します。)
そして、Aさんは少しずつ変わったように思います。
それは点数にも現れました。
診断テストの学年順位は、2年生から、診断1~5回、総合1,2回と、右肩上がり。1度も下がることなく、上がり続けました。
休みの日に10時間以上勉強は当たり前。
そして、「塾の宿題がたくさんあると落ち着く」という言葉を発するまでになりました。
診断テストは80点上がりましたが、それは本人の努力の成果です。
塾がしたことは、勉強を教える、小テストをする、勉強の方法を教える、勉強ができる環境の提供(自習室開放)・・・それぐらいです。
しいて言うならば、やる気に火をつけることができた。そこが大きいのかと思います。
この記事を読まれた方が、「塾に行った方がいいのかな」と迷われているのであれば、「行きたいのなら行けばいい」「行きたくないなら行かなければいい」と思います。
正解はないと思います。
ただ、1人で受験に立ち向かうよりは、多くの合格実績のある先生と二人三脚で立ち向かう方が心強い。それは間違いないです。また、塾に行くことで、勉強する・勉強しようという気持ちになるきっかけになる可能性はあります。
例えば・・・私はテニスをしていますが、1人で自主練などはなかなかする気にならない。でも、スクールに通うことで、周りから刺激を受けたり、コーチからアドバイスをもらえます。ただ、それだけでは上手くなりません。スクールはアドバイスをもらうところです。実際は、スクール以外のところで練習する時間が必要です。(自分に合ったスクールに行くと、モチベーションがかなり上がったりするものです。)
Aさんも、かめ塾に来て、人生で初めて本気で勉強するようになったと言っていました。
「自分はいろいろ横から言われたくない。1人でやりたい」という人もいると思います。そういう人は無理に塾に行く必要はありません。私は、1人で勉強したい派でしたので塾には通っていません。私自身は勉強への意識は高い方だったとは思います。自分でノルマを決め予習復習は当たり前のようにやっていました。
春休み・冬休みの宿題は、休み前には出来てました。夏休みの宿題は・・・絵を書いたり、作文を書いたりに手こずってましたが、それでも7月中には終わらせていました。
せっかくの長期休み、自分がやりたい勉強をしたいと思う派だったので、学校の宿題は早く終わらせたいと。
まぁ、珍しいタイプの学生だったと思います。(笑)
これだけは言えることは、
私はかめ塾に来てくれた生徒に後悔はさせたくないと思っています。
「前の塾より、かめ塾がわかりやすい」
よく耳にしている言葉です。ありがたいことです。
もし、かめ塾をやめた生徒が、他の塾に行って「ここの塾の指導は、かめ塾よりも良いわ」と思うこと、私はそれが一番嫌なんです。
それは、私のプライドが許さないのです。
その子にとって、最適な指導をする、「かめ塾でダメなら、他でもダメだ」というぐらい指導する、それが私のポリシーです。
たくさん塾がある中で、こんな小さな個人塾を選んでくれた、その方への感謝は、結果で示さないといけないと思っています。