「反復練習こそ学習の王道」
これは、私が開業当初、いや開業する10年ぐらい前から思い続けていることです。
高校時代の私は、参考書マニア!?みたいに、あれやこれや問題集を買いまくっていました。
「成績上がらない―。むしゃくしゃするー。よし!問題集を見に行こう!!」って、本屋に行くたびに5冊ぐらい問題集を買うわけです。英語の文法、単語帳、地理の実況中継、生物の1問1答、数学の分野別問題集など。。。
単語帳なんて5冊ぐらい家にありました。
私にとって、1番のストレス解消方法は、問題集の衝動買いでした。
ストレスの原因=成績が上がらないこと
それを解決する手段=問題集を購入し、勉強する!!
つまり・・・問題集を購入
↓
成績アップ!!!!!!!という等式が頭の中で出来上がっているわけです。
ただ、たくさん問題集を購入したところで、全部出来るわけないんですよね。最初の10ページぐらい張り切ってやる。でも、続かない・・・
「あっちの問題集の方が良いんじゃない?」「あの勉強方法が良いんじゃない?」とか誘惑が生まれ、今やっている勉強方法をやめちゃうわけです。
結局、どの問題集も1年生の1学期に習うような問題ばっかり手をつけて、そこばっかり詳しくなる。
そして、「成績上がらない。勉強してるのに。良い問題集見つからないし」とか文句タラタラ。イライラするので問題集の衝動買い。
私が高校時代に紀伊国屋(地元徳島)が出来たんですが、そこでたくさん問題集を買う。そうすると元気になる。もう、問題集購入依存症ですね。
世の中には、アルコール依存症、ギャンブル依存症など・・・困った依存症がありますが、それに近いですね。
「問題集依存症」
真面目に聞こえますが、この依存症は厄介です。
なんせ、問題集を買い過ぎて、1年生の1学期の内容から先に進めないわけですから。進もうとしたら、次の問題集が欲しくなる(笑)
この勉強方法が悪いと気付いていたかというと・・・
気付いていました!!
でも、辞めれなかったんですよね。
アルコール依存症だって悪いと気付いても治らなかったりします。
それに、似ているのかもしれませんね。
その依存症が治ったのが、大学生の時かな??
何で治ったかは覚えてはないのですが、、、問題集を買うお金がなかったのかもしれませんね(笑)
大学時代は、教員採用試験のため、1つの問題集を極めようと心に決めていました。
教育心理、法律など。。。教育関係に関する問題集は、1つのものを何度も勉強しました。用語帳は、どこに行く時も持ち歩きました。飲食店、イオン、大学、アルバイトの空き時間、病院・・・。同じ問題集をやりきったことは初めてでした。
苦手な世界史に関しては、1冊の問題集を20回ぐらい勉強しました。
勉強するタイミングも大事で、1回勉強したら、忘れないうちに(できれば次の日)もう1度暗記、記憶が消えないように次は3日後に復習というように短期間で勉強を繰り返しました。
地理は、記述問題、過去問、実況中継など・・・
5冊ぐらいに絞って何度も勉強しました。(専門教科なので、1冊の問題集では足りませんでした。)
力はつきましたねー。
勉強しても、成績が上がらなかった高校受験と違って。
結局勉強は、反復練習がもの凄く大事だと思います。
1冊の問題集を飽きるまでやること、頻繁に復習すること。
それが1番大事だと思います。