塾長、島千恵子の指導論

私は、生徒が受け身の姿勢で聞いた先生からの話は頭に入らないし、それを聞くことだけで何かができるようになることはないと思っています。

話を聞くよりも、問題を解く時間が大切ですし、問題を解くことで、疑問が出て自分から質問することが大切だと思います。

ただ、理解できていなくても「わかった」という子もいます。「わかった」という子には、私から質問しています。「これは、何で動詞にsがつくの?」「この問題はどうやって解くの?」と。

自分で考える、頭を使うことは大事です。「わかった」と言うと先生から質問攻めにあうと気づいた生徒は、本当に理解していないと「わかった」と言いません。

そこまで行くと自分から質問できるようになります。

生徒同士で、教え合うということもよくします。生徒同士で解決しない問題、どうしても上手く説明できない時は私に聞くように言っています。

私は最初に説明はしますが、基本的には、自分たちで考え、答えを出し、それでも上手くいかない時、困った時は頼って来てほしいというのが、かめ塾流の考え方です。

先生の説明時間が長ければ長いほど、生徒は受け身になりダメになる。極端に言うと、私がまったく喋らなくても生徒が主体的に行動し、学力がついてくれれば良いという考え方です。

ですからかめ塾では授業よりも、小テストに力をいれています。

島千恵子
島 千恵子
なんと「講義」を受けるだけだと、5%しか学習定着率がないというデータも出ているんですね。

学習定着率が大きい「他の人に教える」「自ら体験する」「グループ討論」これらの部分を重視するのがかめ塾流の指導です!