算数が苦手な子供

算数が苦手な小学5年生と、算数は、ほとんど90点以上の小学5年生に、ある問題を出しました。その問題とは、☆を5個ずつ〇で囲みながら、〇と☆の数を数える!というものです。2人の答案です。↓

左が算数で90点以上をよくとる子、右が苦手な子です。

その結果を見ると、左の子は、特に問題なく☆を〇で囲めています。数を数える時も、1つ1つチェックを入れながら数えているので、同じものを2つ数えたなどというミスもありません。右の子は、数え間違いがあるのと、下の方にいくと、〇の囲み方もごちゃごちゃになっています。数える時に、何らかの工夫をして間違わないようにした形跡はありませんでした。

これは、一例です。ただ、算数が苦手な子は集中力が不足していたり、どうやったら間違わずに答えを出せるか瞬時に考えることが苦手に思います。

もちろん、算数が苦手な理由は、それだけではありませんし、このプリント1枚ではわかるものではないです。

ちなみに、中学3年生にも、やらせてみました。「君たち、中学3年生だもんなー。小学生に負けないよなー!」と、少しプレッシャーをかけながら。さすが、中学3年生だけあって、算数が得意な小学5年生のタイム3分5秒を大きく上回り、大半が1分程度で全問正解でした。しかし、プレッシャーに負けてか不正解の子もいました(泣)

今後、算数が苦手な子や、記憶するのが苦手な子供などには、このようなトレーニングを導入していきたいと思っています。

このトレーニング、コグトレといって、見る、聞く、創造する力などが弱い子供のために開発されたトレーニングです。上の問題は、レベル1でレベルが上がると、下記のようなものもあります。

↑これは頭を使う・・・。かなり、鍛えられますね。継続すると力がつくトレーニングです!

コグトレ講座の開講も現在検討中です。